JAL機内誌に吉澤さんの記事

先日、珍しく出張がありまして飛行機に乗りました
自分は飛行機に乗ると、各座席に用意してある機内誌に一応目を通します


JALの機内誌「SKY WARD」の中に、よっすぃがサッカー日本代表について書いた記事がありました


帰宅してからちょっとググってみたけど、文章がWebに上がってる所は見つからなかったので、うちで書き出してみました
俺ってばヒマだねぇ〜w


それではどうぞ


日本代表へのコトノハ (4)


2010年は、サイコーの笑顔をお願いします。
タレント 吉澤ひとみ


私は、2003年からガッタス ブリリャンチス エイチピーという女子フットサルチームのキャプテンをやらせてもらっています。


フットサルをはじめるまでは、サッカー日本代表の試合はフツーに眺める程度。熱心に見るようになったのは、2006年ドイツ大会のアジア地区予選からです。


そう、あのときは、宮本恒靖選手にぞっこんでしたね!二枚目でインテリというのもあったけど、なにより、代表キャプテンとして中田英寿選手をはじめとした個性の強い選手たちをまとめあげている姿にジーンときました。「このヒトにいわれたら、いうことを聞かなきゃダメでしょ」みたいな”キチンとした感”があって、自分もガッタスのキャプテンとして見習わなきゃって強く思わせてくれました。こっそり教えますけど、ガッタスのメンバーは個性の強い女の子たちばかりで、練習中にぶつかることがたびたびあり、当時から私、チームをまとめるのにけっこう苦労していたんです(笑)。


宮本選手は、試合後のインタビューが爽やかだったのも印象的でしたね。勝ったときは、ちゃんと笑顔で受け答えをし、見ていて気持ちが良かったです。結局ドイツ大会の本戦では日本代表はグループリーグで1勝もできなかったけど、こういう存在があったから、私は、日本代表のことを好きなままでいられたのだと思っています。


そういえば、いまの日本代表では、試合後のインタビューで笑顔を見る機会って、意外と少ない気がします。監督も選手もいつも怒ったような表情。けっこう勝ってきているのに、なんでなんでしょうね?やっぱりワールドカップでベスト4を狙うということで、プレッシャーを感じているんでしょうか―――。


いちファンとしていわせてもらうと、私は、いまの日本代表、ドイツ大会のときよりもずっと進化していると思っています。パスを細かく素早く回し、どんどんゴールに向かってボールを運んでいます。見ていて楽しいし、強さも感じられます。よく決定力不足とか言われていますが、もう、それも過去の話。だって、2009年の秋に代表デビューした森本貴幸選手なんかは野性的に決めまくるムードがいっぱい。トーゴ戦で躯をクルッと回転させて決めた代表初ゴールは、これまでの日本代表には見られない本能の一発でした。代表に選ばれて、中村俊輔選手とのコンビネーションがうまくいくようになれば、きっと、ボカーン、ボカーンって、世界を驚かせるゴールをいっぱい生んでくれるにちがいありません。


だから、ベスト4は夢なんかじゃないんです!変なプレッシャーなんか、どこかに吹き飛ばしちゃってください!!


南アフリカ大会では、日本代表の笑顔のインタビューがたくさん見られることを期待しています。そして、ベスト4になったときには、ぜひ全員でサイコーの笑顔をお願いしますね。


よしざわひとみ●1985年埼玉県生まれ。2000年〜07年まで、モーニング娘。のメンバー。03年からは、フットサルチームのGatas Brilhantes H.P.ガッタス ブリリャンチス エイチピー)のキャプテンとしても活躍。現在、音楽、舞台、バラエティ、スポーツと、多彩に活動を展開中。ことし2010年の夢は、サッカー日本代表の笑顔をいっぱい見ること、そして、さらにフットサルを世の中に広めていくこと。


吉澤ひとみ公式HP)
http://www.up-front-agency.co.jp/artist/yoshizawa-hitomi/index.php
ガッタス ブリリャンチス エイチピー公式HP)
http://www.gatas-brilhantes-hp.net/